願掛け
社会を不在にして約7年、監獄の中では覇王色のオーラを自ら制御していました。
勿論、覇気の無い俺の姿なんて、面会に来てくれている人達に見せる事は出来ないという思いから、その際は少〜しだけ、ほんの少〜しだけ解放をさせてから、面会室へと入るようにしています❗️
先日、行われた野球大会でオーラの解放をした時の話を少しだけします。
割愛しずに話すと2時間は掛かってまうもんで😭 先に結果を発表します。
ドゥル✖️20ドゥン❗️一回戦負けでした。
新しく今までチームを組む事のなかった炊場工場とも連合として共に戦ったがダメだった。
俺は今回も監督兼選手として出場させて頂いた。
一番、球の飛んでくるショートを守っていただいて良いですか?と言われたので、親指と人差し指をくっつけて、OKサインを出しながら『ショートケーキ』と言ったら、はい!じゃあお願いします!と言われた。
おっ?なんだ?そのさらっとスルーは⁉︎
他工場で、あまり絡んだ事がないから許されるけど、同じ工場だったら即死レベルだぜ⁉︎という思いは殺して、俺の声が小さくて聞こえていなかったなだよ!という事で落ちつかせた。
試合当日に気合いを入れてショートを守っていると、ばっかばっか打たれて得点は取られているのに、一切ショートに球が飛んでこない❗️
何がショートが一番球が飛んでくるだ⁉︎
一球も飛んでこんがや❗️
このままじゃ、時間切れで俺が1mmも輝く事なく試合が終わってしまう。
ヤバイ❗️何とかして目立たないと・・・。
そうだ‼︎バク宙でもしてやろうかな!
でもバク宙している最中に球が飛んできたら希代のピエロになってしまうしな〜。
そんな事を考えながら結局のところ『神よ、我に打球を与えたまえ!取ったら皆が驚くような凄まじい打球を与えたまえ!と願掛けをした。
何が凄いかって願っていなかったら、俺に打球が飛んでくる事はなかったと思う。
しかし願っちゃったから、その直後に本当に飛んできちゃうんだもん!
まるでレーザービームのような打球が・・・。
2に続く。